LE SSERAFIM「UNFORGIVEN」は、グループの“恐れずに進む”イメージをさらに強く打ち出した楽曲です。
MVでは西部劇のようなムードと力強いパフォーマンスが重なり、ルセラフィムらしい反骨精神が視覚的にも伝わってきます。
「UNFORGIVEN」は何を歌っている曲か
「UNFORGIVEN」は、周囲の評価や決められたルールに従うのではなく、自分たちの道を選ぶ意志を前面に出した曲です。
タイトルの「UNFORGIVEN」は、直訳すると「許されざる者」という意味を持ちます。
ただし、この曲では単に悪者になるというよりも、
- 誰かに認められるために自分を曲げない
- きれいに許される存在でなくても前へ進む
- 批判や視線を恐れず、自分たちらしく立つ
というニュアンスで響きます。
LE SSERAFIMの楽曲には、デビュー曲「FEARLESS」から続く“強く進む女性像”がありますが、「UNFORGIVEN」ではその姿勢がより挑発的で、荒々しい形に進化しています。
西部劇サウンドが反逆のムードを作っている
この曲で特に印象的なのが、西部劇を思わせるサウンドです。
「UNFORGIVEN」には、映画『続・夕陽のガンマン/The Good, the Bad and the Ugly』で知られるエンニオ・モリコーネのテーマ曲の要素が使われています。
そのため、曲全体にどこか荒野を進むような緊張感があります。
さらに、Nile Rodgersが参加していることで、ギターのリズムにはファンク的なキレも加わっています。西部劇風の口笛や荒々しいムードに、グルーヴのあるギターが重なることで、K-POPらしいダンス曲でありながら、映画的なスケールも感じられる仕上がりになっています。
“許されない者たちが堂々と進んでいく”という曲のテーマと、荒野を思わせるサウンドがとてもよく噛み合っています。
MVで注目したいのは“荒野を支配する”ような立ち姿
MVでは、メンバーたちが西部劇風の世界観の中で、堂々とした表情とダンスを見せています。
印象的なのは、単にかわいく見せるのではなく、自分たちがこの場を支配しているような強さを感じさせるところです。
衣装やセットにはカウガール的な要素もあり、荒野・町・集団のダンスといった映像が、曲の持つ反逆的なムードを強めています。
特に、メンバーがまっすぐカメラを見る場面や、隊列を組んで踊る場面は、曲のメッセージと直結しています。
誰かに追われる側ではなく、自分たちで道を切り開く側として描かれているように見えるのが、このMVのかっこよさです。
歌詞とMVがつながるポイント
「UNFORGIVEN」の歌詞は、周囲からどう見られるかよりも、自分たちがどう生きるかを選ぶ姿勢が中心にあります。
MVでも、そのメッセージは映像として分かりやすく表現されています。
- 西部劇風の世界観
- 強い視線と表情
- 迷いのないダンス
- 集団で前へ進む構図
- 反抗的でクールな衣装
これらが合わさることで、「許されるかどうか」ではなく、自分たちで進むことを選ぶ物語として受け取れます。
LE SSERAFIMのMVは、ただ曲に合わせて踊るだけでなく、グループのコンセプトそのものを映像化する力があります。「UNFORGIVEN」もその代表例のひとつです。
LE SSERAFIMのキャリアの中での立ち位置
「UNFORGIVEN」は、LE SSERAFIMの1st Studio Album『UNFORGIVEN』のタイトル曲として発表されました。
デビュー曲「FEARLESS」では恐れない姿勢を打ち出し、「ANTIFRAGILE」では困難を受けてさらに強くなるイメージを見せました。
その流れで聴くと、「UNFORGIVEN」は次の段階として、さらに外側へ踏み出す曲に感じられます。
“私は恐れない”から、“たとえ許されなくても進む”へ。
この変化があるからこそ、「UNFORGIVEN」はLE SSERAFIMのコンセプトをより強く印象づける楽曲になっています。
初めて聴く人が押さえたいポイント
初めて「UNFORGIVEN」を聴くなら、まずは次の3つに注目すると曲の魅力がつかみやすいです。
- 西部劇風のサウンドが作る荒々しいムード
- Nile Rodgersのギターが加えるグルーヴ感
- MV全体にある“反逆者として堂々と立つ”ビジュアル
この曲は、きれいにまとまったポップソングというより、少しクセのあるサウンドや強いコンセプトを楽しむタイプの楽曲です。
だからこそ、一度ハマると「LE SSERAFIMらしさ」がとても分かりやすく伝わります。
MVを観るときは、ダンスの迫力だけでなく、表情、衣装、荒野のような世界観にも注目してみてください。曲名の「UNFORGIVEN」が持つ強さが、音と映像の両方から立ち上がってきます。

コメント