Calvin Harris(カルヴィン・ハリス)は、世界のダンスミュージックを“ポップのど真ん中”に押し上げた最重要プロデューサー。Rihanna、Dua Lipa、Ellie Gouldingをはじめ、トップアーティストとのコラボが次々にヒットを生み、MVの世界観も毎回完成度が高すぎる。
この記事では、「This Is What You Came For」「One Kiss」「Summer」「Feel So Close」など、カルヴィンを語る上で欠かせない代表作から最新MVまでをファン目線で徹底レビュー。ちょいネタも交えつつ、“観るだけでテンション上がる映像作品”として楽しめるガイドに仕上げたよ。
あなたのプレイリストを更新するきっかけになるはず。
Calvin Harris, Rihanna – This Is What You Came For
「This Is What You Came For」は、リズムが鳴った瞬間に“あ、世界ヒットの匂いするわ”って分かる一曲。Rihannaのクールな歌声が、Calvin Harrisの洗練されたミニマルEDMに完璧に溶ける。MVの“光のキューブ”演出はシンプルだけど、逆にそれがRihannaの存在感を引き立てていて、ずっと見ていられる魔力がある。個人的には、夜の散歩のBGMにすると歩幅が2割増しでカッコよくなる曲。
Calvin Harris – Summer
「Summer」は、“眩しい季節そのもの”を音にしたCalvinの代表作。真っ直ぐでクセのないメロディだから、リリースから10年近く経っても夏が来るたびに流れてくる永遠のサマー・アンセム。MVは車・砂漠・青空という鉄板の組み合わせで、シンプルなのに何度観ても気分が上がる。Calvin本人が歌っているという裏ネタも有名。
Calvin Harris & Disciples – How Deep Is Your Love
「How Deep Is Your Love」は、浮遊感のあるハウス寄りのサウンドと、Gigi Hadidのモデル力が爆発しまくったMVが魅力。水中から突然別世界へジャンプするような映像は、何度見ても“え、この編集どうなってんの?”と気になる魔性さ。クラブミュージックなのに透明感があって、気づけばリピートしてしまうトラップ沼ソング。
Calvin Harris, Dua Lipa – One Kiss
「One Kiss」は、Dua Lipaの魅力が“90年代ファッション×レトロ演出”で炸裂している華やかMV。曲はひたすら心地よいディープ・ハウスで、控えめなのに中毒性ヤバいタイプ。Duaの動きが全部“絵”になってて、彼女って本当にカメラの前で無敵なんだな…と再確認できる作品。フェスで流れた瞬間の歓声は世界共通で、DJ界の鉄板曲。
Calvin Harris – Blame ft. John Newman
「Blame」は、John Newmanのソウルフルな声と、Calvinの重厚なクラブサウンドが相性抜群の一曲。MVは夜の街の“影”を追いかけるような世界観で、曲名の通り「責任」という曖昧な感情を映像として可視化している。サビの爆発力が強すぎて、当時クラブでかかった瞬間フロア全員がジャンプしたのを覚えてるレベルの名曲。
Calvin Harris – I Need Your Love ft. Ellie Goulding
「I Need Your Love」は、CalvinとEllie Gouldingが“カップル役”を全力で演じたMVが話題になった曲。旅行Vlog風の映像が自然すぎて、「え、これ本当に付き合ってるのでは?」とファンの間でざわついたのも懐かしい。透明感のあるEllieの声がサビに乗った瞬間、世界がパッと明るくなるような幸福感がある。
Calvin Harris – Outside ft. Ellie Goulding
エリーとの再共演「Outside」は、別れと再生をテーマにしたエモーショナルな楽曲。MVでは“壊れた関係をどう終わらせるか”が象徴的に描かれていて、楽曲の切なさをさらに深めている。サビのストリングスが入る瞬間が最高にドラマチックで、通勤中に聴くと無駄に映画の主人公気分になる危険な曲。
Calvin Harris – Feels ft. Pharrell Williams, Katy Perry, Big Sean
「Feels」は、サマートロピカルを極めた“最高にハッピーな色彩MV”。Katy Perryのポップな衣装、Pharrellのゆるいグルーヴ、Big Seanのラップが見事に全部噛み合っていて、観てるだけでビタミン補給されるような1曲。Calvinがこの時期に見せた“カラフル路線”の象徴でもある。
Calvin Harris – Sweet Nothing ft. Florence Welch
「Sweet Nothing」は、Florence Welchの圧倒的な歌声と、荒々しくもドラマチックな映像演出が光る名MV。暴力や逃避といった重いテーマを扱いつつ、最後の“逆転”は見ていて鳥肌が立つほどのカタルシスがある。Florenceの声の迫力に、Calvinのビートが完璧に呼応している最高のコラボ。
Calvin Harris – We’ll Be Coming Back ft. Example
「We’ll Be Coming Back」は、切ないメロディと疾走感のあるビートが融合した、UKらしいエモーショナルEDM。MVは犯罪スリラー風で、ダークな世界観と曲の爽快さが意外にもマッチしてる。夜の高速を走りながら聴きたい曲No.1。
Calvin Harris – Feel So Close
「Feel So Close」は、Calvinが“ヴォーカルも自分で歌う”という珍しいスタイルを取った意欲作。淡々としているのに耳に残るメロディ、そしてサビの爆発力はまさにカルヴィン節。MVはアメリカの田舎を舞台に、老若男女が自然に踊り出す“素朴な多幸感”があって、観てるだけで心が軽くなる。EDMの派手さというより、音楽の根っこにある“楽しさ”を素直に映した1本。
Calvin Harris, Rag’n’Bone Man – Giant
「Giant」は、Rag’n’Bone Manの圧倒的な声と、Calvinのソウルフルなプロダクションが衝突するように絡む名作。MVは象徴的な映像を多用していて、苦しみと解放がテーマになっている。サビの“壮大な広がり”はライブ映えが異常で、フェスで聴くと本当に鳥肌が立つ。Calvinの“サウンドの奥行き”を再確認できる一曲。
Calvin Harris – Stay With Me ft. Justin Timberlake, Halsey & Pharrell
Justin、Halsey、Pharrellという超豪華メンバーを集めた「Stay With Me」は、音も映像も“アメリカ流・大人のポップ”満載。MVはネオンの街を舞台に、それぞれのスターが違う色で魅せてくるので、正直1回では目が追いつかないほど。特にPharrellの軽やかな入り方、Halseyの浮遊感ある存在感はさすが。Calvinの“プロデューサー力”が最もよく分かるコラボ。
Calvin Harris, Sam Smith – Promises
「Promises」は、Sam Smithの柔らかな歌声をハウスに乗せるという“完璧な組み合わせ”を実現した一曲。MVはLGBTQ+カルチャーを象徴するボールルームシーンが中心で、メイク・衣装・ダンスがとにかく美しい。カルヴィンの音が“体温のあるハウス”として仕上がっていて、夜の街を歩きながら聴くと世界が優しくなる。
Calvin Harris & Alesso – Under Control ft. Hurts
「Under Control」は、EDM黄金期を思い出す“キラキラ×ドラマチック”の最高峰。MVは世界の終わりを目前にした街が舞台で、Hurtsのエモい歌声が映像と完璧にマッチしている。サビの開放感がとんでもなくて、当時フェスのアンセムになったのも納得。今でも色褪せない“王道EDMの名曲”。
Calvin Harris – Slide ft. Frank Ocean, Migos
「Slide」は、Frank Oceanのオシャレで儚いボーカルと、Migosのラップが“ゆるめのサマーバイブ”で混ざる超個性派トラック。MVはアメリカ西海岸のチルな空気感をそのまま詰め込んだような映像で、夜ドライブに完璧にハマる。Calvinがこの時期に見せた“Funk Wav路線”の象徴。
Calvin Harris – Thinking About You ft. Ayah Marar
「Thinking About You」は、Calvinが“華やかで切ない”という真逆の感情を同時に成立させた珍しいタイプの曲。MVは夜の街の煌めきとドラマが交差するスタイルで、曲のメロディの甘さと不安定さをそのまま映像にしたような雰囲気。後半の疾走感は、Calvin Harris初期の魅力が詰まってる。
Calvin Harris – Pray to God ft. HAIM
「Pray to God」は、ロックバンドHAIMとの異例の組み合わせが見事にハマった一曲。MVは黒背景と白い衣装のコントラストを中心に、動物や大自然をミステリアスに配置していて、圧倒的にスタイリッシュ。HAIMのコーラスの鋭さがCalvinの電子音と絡む瞬間が最高に気持ちいい。
Calvin Harris – Let’s Go ft. Ne-Yo
「Let’s Go」は、世界中の若者が“夢を見る瞬間”を切り取ったようなエネルギッシュなMV。Ne-Yoのシルキーな歌声が、Calvinの軽快なサウンドとめちゃくちゃ相性がよくて、サビで一気にテンション爆上がり。スポーツ映像やPV編集でも使われる“万能EDM”。
Calvin Harris, Ellie Goulding – Miracle
「Miracle」は、ユーロダンスの要素を現代的にアップデートした高揚感MAXの一曲。Ellie Gouldingの透き通った声がシンセに乗った瞬間、空気が一気に神聖になる。MVはレーザーとスモークの演出が美しく、夜のクラブにいるような臨場感がある。CalvinとEllieの相性は本当に外れがない。
Calvin Harris – By Your Side ft. Tom Grennan
「By Your Side」は、色彩豊かなアニメーションが映像の主役。Calvinらしい明るいサウンドに、Tom Grennanの情熱的な歌声が重なり、観ているだけで気分が晴れていく。2020年代のCalvinが得意とする“ハッピーEDM”の代表格で、朝のテンションアップにもぴったり。
エステラ 
