ブログ運営情報、洋楽、小説をエンジニアがお届け

【やさしく解説】ExcelからJSON形式に変換する方法|ツール&生成AIでかんたん変換

業務でExcelはよく使うけれど、最近「JSON(ジェイソン)」という言葉を聞くことが増えていませんか?
システム連携やデータ管理、AIに情報を渡すときなど、JSONを使う場面は確実に増えています。

この記事では、ITリテラシーが高くない方でも分かるように、ExcelデータをJSON形式へ変換する方法を紹介します。
ツールで変換する方法と、ChatGPTなどの生成AIで変換する方法も解説します。


JSONとは?かんたんに説明

JSON(ジェイソン)とは、システム同士がデータをやり取りするときによく使われるデータ形式です。
見た目は少しプログラムっぽいですが、内容は「項目名:値」のセットが並んでいるだけ。人間が読むこともできます。

たとえば、Excelで以下のような表があったとします:


| 名前 | 年齢 | 趣味     |
|------|------|----------|
| 山田 | 28   | サッカー |
| 佐藤 | 31   | ピアノ   |

これをJSONにすると、こんな形になります:


[
  { "名前": "山田", "年齢": 28, "趣味": "サッカー" },
  { "名前": "佐藤", "年齢": 31, "趣味": "ピアノ" }
]

これがJSONです。 Excelの表が、ひとつずつ「かたまり」になって並んでいるイメージですね。

JSONを使うと、こんな良いことがあります:

  • システムに読み込ませやすい
  • 生成AIにデータを渡すときに便利
  • Excelよりデータ構造がくずれにくい

ツールを使ってExcelをJSONに変換する方法

プログラムができなくても大丈夫! 次のような無料ツールを使えば、Excel(またはCSV)から簡単にJSONへ変換できます。

おすすめ無料ツール例

  • Mr. Data Converter(Webツール)
  • CSVJSON(Webツール)
  • Excel用のJSON変換アドイン(Microsoft公式ストア)

使い方の例(CSVJSONの場合)

  1. Excelのデータをコピーし、CSV形式で保存する
  2. CSVJSONのサイトにアクセスする
  3. 画面中央にデータを貼り付ける
  4. 「Convert」ボタンを押す
  5. 右側に表示されたJSONをコピーして保存

やることはこれだけです。 プログラムを書く必要はありません。


生成AI(ChatGPTなど)でJSONに変換する方法

ChatGPT、Claude、Copilotなどの生成AIにも、Excelデータを渡すことでJSONに変換してもらえます。
例えば、以下のように指示します:


次の表をJSONに変換してください。

| 名前 | 年齢 | 趣味     |
|------|------|----------|
| 山田 | 28   | サッカー |
| 佐藤 | 31   | ピアノ   |

AIは以下のように返してくれます:


[
  { "名前": "山田", "年齢": 28, "趣味": "サッカー" },
  { "名前": "佐藤", "年齢": 31, "趣味": "ピアノ" }
]

AIに渡すときのコツ

  • Excelからコピーした表の線は自動では消えない場合があるので、テキスト表に整える
  • 英語の列名が必要な場合は、先に作り直しておく
  • 件数が多いと処理できないことがあるので、最初は少量でテスト

まとめ

  • JSONは「項目名:値」でデータを整理する形式
  • ツールを使えばExcel/CSVからすぐにJSONに変換できる
  • 生成AIに依頼してJSON化することもできる

最初はとっつきにくいJSONですが、慣れるとデータ整理やAI活用の強い味方になります。
ぜひ一度、身近なExcelデータをJSONに変換してみてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です