Kygo, Paul McCartney, Michael Jackson「Say Say Say」は、1983年の名曲を現代のダンスミュージックとして聴き直せるリメイク曲です。
原曲のポップな掛け合いを残しながら、Kygoらしい軽やかなビートとハウス感で、懐かしさを“今の音”に変えています。
80年代の名曲を、なぜ今のダンス感で聴けるのか
この曲の大きなポイントは、Paul McCartneyとMichael Jacksonによる1983年の「Say Say Say」を、Kygoがダンスミュージックとして再構築していることです。
原曲は、ポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソンという歴史的な2人の掛け合いが魅力のポップソングでした。Kygo版では、その親しみやすいメロディとボーカルの存在感を活かしながら、ビートをより現代的に整えています。
そのため、初めて聴く人には明るいダンスチューンとして入りやすく、原曲を知っている人には「この声が今の音で鳴っている」という懐かしさがあります。
元ネタはポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソンの代表的デュエット
「Say Say Say」は、Paul McCartneyとMichael Jacksonによるデュエット曲として知られています。
Kygo版では、新しいボーカルを入れるのではなく、2人の歌声が持つキャラクターを前面に出しているのが特徴です。
- Paul McCartneyの温かくポップな歌声
- Michael Jacksonのしなやかでリズミカルなボーカル
- 2人の掛け合いが生む軽やかな恋愛感
- 80年代ポップスらしい明るいメロディ
この“元の強さ”があるからこそ、Kygoのアレンジも単なるリミックスではなく、名曲をもう一度ダンスフロアに戻すような聴こえ方になります。
MVはリリックビデオとして、曲の軽快さを前に出している
今回の映像は、ストーリー性の強いドラマ仕立てのMVというより、曲のリズムや言葉の流れを楽しむリリックビデオ寄りの作りです。
歌詞やビートの動きが視覚的に入ってくることで、原曲の持つキャッチーさがより分かりやすくなっています。映像が派手な物語を語りすぎないぶん、2人のボーカルとKygoのビートに意識が向きやすいのもポイントです。
特にこの曲は、歌声そのものに歴史的な存在感があります。だからこそ、映像は過度に説明するよりも、音のノリを素直に伝える方向が合っています。
歌詞は、相手に気持ちを伝え続けるポップなラブソング
「Say Say Say」というタイトルからも分かるように、この曲には、相手に何度も言葉を投げかけるようなニュアンスがあります。
歌詞全体としては、恋愛の中で相手の気持ちを求めたり、自分の想いを分かってほしいと願ったりする内容として受け取れます。ただし、重く沈み込むラブソングではありません。
Kygo版では、ビートが明るく前に進むため、切実さよりもポップで踊れる恋愛感が強く出ています。未練やもどかしさを抱えた曲でありながら、音の印象はとても軽やかです。
Kygoらしさは、懐かしさを重くしないところにある
Kygoのリメイクで面白いのは、80年代の名曲をそのままレトロに閉じ込めていないところです。
原曲の存在感を尊重しつつ、低音やリズムは現代のポップEDMとして聴きやすく整えられています。派手に壊すのではなく、もともとの良さを“今のリスナーが自然に聴ける温度”に調整している印象です。
この曲で感じる魅力は、次の3つです。
- 懐かしいのに古く聞こえすぎない
- 歴史的な歌声がダンスビートに乗る新鮮さ
- 明るく、軽く、何度も流したくなるポップさ
原曲を知っている人にも、初めて聴く人にも届くリメイク
「Say Say Say」は、Paul McCartneyとMichael Jacksonという名前だけで十分に特別な曲です。
そこにKygoが加わることで、往年のポップクラシックが、2020年代のプレイリストにも入れやすいダンスチューンとして生まれ変わっています。
原曲を知っている人は、2人の歌声の懐かしさを楽しめます。初めて聴く人は、明るくノリのいいハウス寄りのポップソングとして自然に入れます。
名曲の記憶を大切にしながら、今の耳で軽やかに楽しめる。Kygo版「Say Say Say」は、そのバランスが心地いい1曲です。
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