Justin Bieber「Beauty And A Beat」は、Nicki Minajを迎えた2012年のダンス感あふれるコラボ曲です。
MVはプールパーティーをそのまま切り取ったような自撮り風の映像が特徴で、曲の明るさと高揚感をストレートに楽しめます。
この記事では、歌詞の意味、MVの見どころ、そして「Believe」期のJustin Bieberらしさを解説します。
「Beauty And A Beat」はパーティーの幸福感を詰め込んだ曲
「Beauty And A Beat」は、Justin Bieberのアルバム「Believe」に収録された楽曲です。
この時期のJustin Bieberは、ティーンポップのイメージから少しずつ大人っぽいポップ、R&B、ダンスミュージックへ広げていく流れにありました。その中でこの曲は、EDMやエレクトロポップの派手なサウンドを前面に出した、かなり明るくクラブ寄りの1曲です。
タイトルの「Beauty And A Beat」は、直訳すると「美しさとビート」という意味です。
ここでの「Beauty」は恋の相手、「Beat」は音楽やダンスの高揚感を思わせます。つまりこの曲は、好きな人と一緒に音楽の中へ飛び込んでいくような、かなりシンプルで楽しいラブソングとして聴けます。
歌詞の意味は「君と最高の夜を楽しみたい」
歌詞では、相手をクラブやパーティーに連れ出して、音楽と一緒に思いきり楽しみたいという気持ちが歌われています。
深い失恋や複雑な恋愛感情というより、好きな人がいて、ビートがあって、今この瞬間を楽しむというタイプの曲です。
印象的なのは、未来的なフレーズが入っているところです。現実の夜遊びというより、少し非日常で、時間を飛び越えたパーティーのようなテンションがあります。
だからこそ、曲全体には若さ、勢い、きらびやかさが強く出ています。恋愛ソングでありながら、聴き心地はかなりダンスミュージック寄りです。
MVは“盗まれた映像”風に始まる仕掛けが面白い
このMVの大きな特徴は、最初に「個人的な映像が流出した」というような設定で始まるところです。
その後、映像はプールやウォーターパークのような場所へ移り、Justin Bieberがカメラを持ちながら仲間たちと遊ぶようなシーンが続きます。
通常のきれいに作り込まれたMVというより、ホームビデオや自撮り映像のような距離感があります。
この“近さ”が、曲の楽しさとかなり相性がいいです。視聴者が遠くからスターを見ているというより、パーティーの中に一緒に入り込んだような感覚になります。
プール、ダンス、水しぶきが作る開放感
MVの見どころは、何といっても水辺の開放感です。
プールサイド、ウォータースライダー、水しぶき、ダンサーたちの動きが重なり、映像全体がずっと明るく動いています。夜のクラブではなく、屋外のプールパーティーとして見せていることで、曲のビートがより軽やかに感じられます。
カメラも固定された美しい映像というより、手持ちで近づいたり動いたりする場面が多く、ライブ感があります。
そのため、完成されたショーを見るというより、Justin Bieberの楽しい1日に紛れ込んだようなMVになっています。
Nicki Minajの登場で曲の温度が一気に変わる
「Beauty And A Beat」は、Nicki Minajの客演も大きなポイントです。
Justin Bieberの甘くポップな歌声に対して、Nicki Minajのラップはキャラクターが強く、曲の途中で一気に空気を変えます。明るいパーティーソングの中に、少し挑発的で派手なアクセントが入ることで、楽曲全体がより印象に残りやすくなっています。
MVでも、Nicki Minajはプールのそばで存在感たっぷりに登場します。
彼女のパートは、曲に“遊び”と“強さ”を足している部分です。Justin Bieberだけでは出しきれない華やかさが加わり、2010年代前半らしいポップスター同士のコラボ感が出ています。
「Believe」期のJustin Bieberを象徴する明るいダンス曲
「Beauty And A Beat」は、Justin Bieberがより大きなポップスターへ進んでいく時期の曲としても楽しめます。
初期のJustin Bieberには、甘い恋愛ソングやティーン向けのイメージが強くありました。一方で「Believe」期には、ダンスミュージック、R&B、クラブサウンドを取り入れながら、少し大人っぽい方向へ広がっていきます。
この曲は、その変化をかなり分かりやすく感じられる1曲です。
重く考えずに楽しめる曲でありながら、サウンドはしっかり派手で、MVもスケール感があります。Justin Bieberの明るいスター性を、最もカラフルに見せたMVのひとつと言えます。
気分を上げたいときに見返したくなるMV
「Beauty And A Beat」は、歌詞の深読みよりも、音、映像、テンションをまとめて楽しむタイプの楽曲です。
好きな人と音楽を楽しみたいというシンプルなメッセージに、プールパーティー風の映像、Nicki Minajのラップ、EDM寄りのビートが重なり、2010年代らしいきらびやかなポップソングになっています。
MVを見返すと、当時のJustin Bieberの若さや勢い、そしてポップスターとしての華やかさがかなり伝わってきます。
明るくてノリのいいJustin Bieberを楽しみたいときには、今見ても気分を上げてくれる1曲です。
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