LISA、Anitta、Remaによる「Goals」は、2026年FIFAワールドカップ公式アルバムから登場したグローバルコラボ曲です。
MVでは、K-POP、ラテンポップ、Afrobeatsのエネルギーが重なり、ロサンゼルスで行われる開幕式へ向けた祝祭感を一気に高めています。
この記事では、「Goals」の意味、MVの見どころ、そして3人の組み合わせがなぜワールドカップらしいのかを解説します。
「Goals」はテーマソングというより公式アルバムの開幕式披露曲
「Goals」は、2026年FIFAワールドカップ公式アルバムに収録される楽曲のひとつです。
ポイントは、単に「大会のテーマソング」とだけ見るよりも、公式アルバムから発表された開幕式披露曲として捉えると分かりやすいところです。FIFA公式では、LISA、Anitta、Remaによるこの曲が、ロサンゼルスで行われる開幕式で披露される楽曲として紹介されています。
ワールドカップ関連曲は、毎大会ごとに複数の楽曲が発表されることがあります。その中で「Goals」は、3人のスター性と地域性を前面に出し、2026年大会の“多国籍で大きなスケール感”を音で表す役割を担っている曲だといえます。
曲名「Goals」が持つ2つの意味
「Goals」は、サッカーの文脈ではもちろん「ゴール」を意味します。一方で、英語圏のカジュアルな表現では「理想」「憧れ」「目標にしたい存在」というニュアンスでも使われます。
つまりこの曲名には、少なくとも2つの意味が重なっています。
- 試合で決めるゴール
- 自分自身が目指す理想や勝利
- 見る人にとっての“憧れの姿”
ワールドカップ曲として聴くと、競技としてのゴールに直結します。けれど、LISA、Anitta、Remaという3人の個性を重ねると、「私たち自身がGoals=理想の存在である」という自己肯定の言葉としても響きます。
スポーツの応援歌でありながら、ポップソングとしてはかなりスター性の強い言葉を選んでいるのが、この曲の面白いところです。
K-POP、ラテンポップ、Afrobeatsが交差するサウンド
「Goals」の大きな特徴は、参加アーティストの出身や音楽的背景がそのままサウンドの広がりになっている点です。
LISAはK-POPを軸にしたシャープなラップとダンスの存在感、Anittaはブラジル発のラテンポップ/ファンクの熱量、RemaはAfrobeatsを現代的なポップに接続するしなやかなグルーヴを持っています。
この3人が並ぶことで、曲はひとつの国やジャンルに閉じません。ビートは前へ進み続け、声の質感が切り替わるたびに、スタジアムの照明が別の色に変わるような感覚があります。
長く洋楽を聴いてきた耳には、この曲の強さはメロディの大きさだけではなく、“地域の違うポップスターが同じリズムの上で並び立つ”構図にあるように感じられます。ワールドカップ曲としての説得力も、そこから生まれています。
MVで目を引くのは、個性を並べる見せ方
「Goals」のMVは、3人をひとつの物語に溶かし込むというより、それぞれの個性をはっきり見せる方向で作られています。
LISAのパートでは、ダンスと表情のキレが強く、視線の使い方にもスターとしての余裕があります。Anittaのパートは、ラテンポップらしい身体性と華やかさが前に出ていて、画面の温度を一段上げる役割を果たしています。Remaのパートでは、Afrobeats由来のリズム感が加わり、曲全体に柔らかい揺れが生まれます。
MVとして面白いのは、3人を無理に同じ色に染めていないところです。むしろ、違う文化圏のスターがそれぞれの強みを持ち寄ることで、2026年ワールドカップのスケールを視覚的にも伝えています。
開幕式で披露される意味
「Goals」は、ロサンゼルスで行われる開幕式で披露される予定の楽曲です。
スタジアムで鳴ることを考えると、この曲の反復性や掛け声に近いフックはかなり重要です。細かい歌詞をじっくり聴かせるというより、観客の熱量を一気に同じ方向へ向けるための作りになっています。
LISA、Anitta、Remaという組み合わせも、単なる豪華コラボ以上の意味があります。アジア、南米、アフリカのポップスターを並べることで、2026年大会の「世界中の音が集まる」感覚を分かりやすく示しているからです。
ワールドカップ曲には、名曲として長く残るものもあれば、その大会の空気を一瞬で思い出させる役割を持つものもあります。「Goals」は後者の強さ、つまり大会の始まりを派手に点火するタイプの曲として聴くと、かなり見え方がはっきりします。
「Goals」はどんな人に刺さる曲か
「Goals」は、サッカーそのものに詳しくない人にも届きやすい曲です。理由は、歌詞やMVの中心にあるのが、試合の細かい描写ではなく、勝利、自己肯定、スター性、祝祭感だからです。
特に刺さりやすいのは、次のような人です。
- LISAのソロ活動やBLACKPINK周辺の動きを追っている人
- Anittaのラテンポップらしい熱量が好きな人
- RemaのAfrobeatsのグルーヴに惹かれる人
- ワールドカップ開幕式の音楽演出を先に押さえておきたい人
- 国やジャンルを越えたポップコラボが好きな人
派手なコラボ曲は、名前の大きさだけが先に立つこともあります。けれど「Goals」は、3人の声とリズムの違いがそのまま曲のテーマになっているため、ワールドカップの公式アルバム曲として自然に聴けます。
もう一度MVを見たくなるポイント
「Goals」をもう一度見るなら、3人が同じことをしている場面よりも、それぞれが違う方法で“勝つ姿”を見せている部分に注目すると面白くなります。
LISAは鋭さ、Anittaは熱、Remaは揺れ。その違いがあるからこそ、曲全体が単調にならず、グローバルポップとしての奥行きが出ています。
ワールドカップ関連曲として聴くと、スタジアムの熱気が見えてくる。ポップソングとして聴くと、3人のスター性が前に出てくる。「Goals」は、その両方を一曲の中に詰め込んだ、開幕式前に押さえておきたいコラボ曲です。

コメント