夏の楽園で魅せる「Feels」|カルヴィン・ハリスMVの見どころ

Calvin Harris「Feels」は、Pharrell Williams、Katy Perry、Big Seanを迎えた、2017年の開放感あふれるコラボ曲です。
MVでは南国風のセット、鮮やかな衣装、ゆったりした演出が重なり、恋の高揚感を“軽くて気持ちいい夏の空気”として見せています。

目次

「Feels」はどんな曲?夏の恋を軽く弾ませるファンクポップ

「Feels」は、Calvin Harrisのアルバム「Funk Wav Bounces Vol. 1」に収録された楽曲です。

EDMの強いドロップで押し切るというより、ベースライン、ギター、ボーカルの掛け合いで心地よく乗せるタイプの曲です。Calvin Harrisがこの時期に打ち出していた、ファンク、ディスコ、ポップを混ぜた明るいサウンドがよく表れています。

タイトルの「Feels」は、感情や胸の高鳴りを指すカジュアルな言い方として受け取れます。日本語にすると「この気持ち」「恋の感触」「心が動く感じ」に近く、重たいラブソングというより、惹かれていく瞬間のワクワクを軽やかに描いた曲です。

Pharrell、Katy Perry、Big Seanの役割がはっきり分かれている

この曲の面白さは、参加アーティストの役割がとても分かりやすいところです。

Pharrell Williamsは、肩の力が抜けた歌声で曲の入口を作ります。ここで一気に、暑すぎない夏、少しレトロで余裕のある空気が生まれます。

Katy Perryは、サビで一気にポップソングとしての強さを引き上げる存在です。彼女の明るい声が入ることで、「Feels」はただのおしゃれなグルーヴではなく、思わず口ずさみたくなる曲になります。

Big Seanのラップは、終盤に遊び心とリズムの変化を加えています。甘いだけで終わらず、少し都会的でクールな余韻を残すところが、このコラボのバランスの良さです。

MVの見どころは、南国リゾートのような色彩とゆるさ

MVは、色鮮やかな南国風の世界観が印象的です。

Pharrell Williams、Katy Perry、Big Seanがそれぞれ別の場所に配置され、Calvin Harrisはギターを持って登場します。全員が同じストーリーを演じるというより、それぞれの個性を“夏の楽園”の中に並べて見せる構成です。

特に印象的なのは、Katy Perryの明るい衣装や、草花に囲まれたセットの非日常感です。現実のビーチというより、ポップアートのように作られた南国という感じで、曲の軽さや甘さを視覚的に強めています。

重くない恋愛感が、この曲を聴きやすくしている

「Feels」は恋の曲ですが、感情を深刻に掘り下げるタイプではありません。

歌詞の中心にあるのは、相手に惹かれていく瞬間の高揚感です。好きになってしまうかもしれない、でもその気持ちを怖がりすぎず楽しんでいる。そんな距離感があります。

英語の「catch feels」は、誰かに感情が芽生える、恋愛感情を持ち始めるというニュアンスで使われることがあります。この曲では、その“気持ちが動き出す瞬間”を、湿っぽくせずにポップに描いているのが魅力です。

UKチャート1位になった理由も納得できるキャッチーさ

「Feels」は、イギリスのシングルチャートで1位を獲得した曲としても知られています。

その理由は、豪華な客演だけではありません。Pharrell Williamsの抜け感、Katy Perryのサビの強さ、Big Seanのラップ、Calvin Harrisのプロデュースが、それぞれ主張しすぎずにまとまっています。

夏に流したくなる軽さがありながら、サビはしっかり耳に残る。クラブでも、ドライブでも、家で流しても気持ちいい。そういう使い勝手の良さが、この曲を長く聴きやすいポップソングにしています。

Calvin Harrisのファンク路線を象徴する一曲

Calvin Harrisといえば、EDMのイメージが強い人も多いかもしれません。

ただ、「Feels」では派手なビートの爆発よりも、楽器のグルーヴやボーカルの配置が前に出ています。これは「Funk Wav Bounces Vol. 1」期のCalvin Harrisを理解するうえで、とても分かりやすいポイントです。

きらびやかなのに、どこかゆるい。豪華なのに、押しつけがましくない。そのバランスが「Feels」の魅力です。

MVを見ながら聴くと、曲だけで聴くよりもさらに“夏の余裕”が伝わってきます。恋の始まりを重く描かず、明るい色とグルーヴで包み込むところが、この曲らしい気持ちよさです。

Calvin Harrisの代表曲をもっと聴きたい人へ

「Feels」のような明るいファンクポップから、EDM色の強いヒット曲まで、Calvin Harrisは時期によってさまざまな表情を見せてきました。

代表曲や関連MVをまとめてチェックしたい方は、Calvin Harrisのアーティストまとめページもあわせてどうぞ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

洋楽とミュージックビデオを約30年にわたり楽しんできました。ポップ、R&B、ロック、EDMを中心に、時代ごとのヒット曲やアーティストの代表曲、ミュージックビデオの表現を追いかけています。

このサイトでは、洋楽に詳しくない人でも楽しめるように、人気曲・代表曲・おすすめ曲をわかりやすく紹介しています。楽曲のサウンドや歌詞の雰囲気だけでなく、MVのストーリー、映像演出、衣装、ダンス、色使いなどにも注目し、「この曲を聴いてみたい」「MVを見てみたい」と思える解説を心がけています。

記事作成時には、公式YouTube、アーティスト公式サイト、レーベル情報、主要音楽配信サービス、チャート情報などを確認し、できるだけ正確で読みやすい内容になるよう努めています。

コメント

コメントする

目次