Sabrina Carpenterが参加した「On My Way」は、前へ進む決意をまっすぐ響かせる高揚感のある1曲です。
ただし厳密にはAlan Walker、Sabrina Carpenter、Farrukoのコラボ曲です。
この記事では、歌詞のメッセージとオルタネート版MVの見どころを、サブリナの存在感に注目しながら整理します。
まず押さえたいのはサブリナのソロ曲ではないこと
「On My Way」は、サブリナ・カーペンター名義の単独曲というより、Alan Walkerのエレクトロニックな世界観の中で、サブリナとFarrukoがそれぞれ個性を持ち寄って完成したコラボ曲として聴くとわかりやすいです。
この立ち位置を先に知っておくと、曲の魅力も見えやすくなります。機械的なビートやシンセの推進力が土台にあり、その上でサブリナのまっすぐな英語ボーカルが感情の芯を作り、さらにFarrukoのパートがスケール感を広げていく構成です。1人の物語というより、複数の視点が同じ方向へ進んでいく曲として聴けるのが特徴です。
タイトルの「On My Way」がそのまま曲の核心になっている
この曲のいちばん強い魅力は、迷いを引きずる歌ではなく、自分の足で前へ進む宣言として鳴っていることです。タイトルの「On My Way」は単なる移動ではなく、振り返らずに進む意志そのものに聞こえます。
だからこそ、サウンドがアップテンポでも軽く終わりません。勢いのあるEDMでありながら、中心にあるのは“逃げる”感覚ではなく“選ぶ”感覚です。誰かに振り回されたあとでも、自分で進路を決め直す。その芯の強さがあるから、聴き終わったあとに爽快感が残ります。
この動画の見どころは“分岐する物語”にある
紹介動画は、一般的によく見られる本編型のMVとは少し違う、オルタネート版の映像です。ここでは、ただ楽曲に映像を当てるだけでなく、手がかりを追いながら進んでいく感覚が前に出ています。
この別バージョンMVがおもしろいのは、見ている側に“どの道をたどるか”という感覚を持たせるところです。通常のMVよりも、物語の途中経過や探索のニュアンスが強く、曲名の「On My Way」とも自然につながります。前に進む歌が、映像では“選びながら進む体験”に置き換えられているように見えるのが、この動画ならではの見どころです。
本家MVで見る「On My Way」の世界観
今回紹介している動画とあわせて、本家MVも見ておくと「On My Way」の見え方が変わってきます。
同じ曲でも映像の見せ方が異なるので、世界観の違いを楽しみたい人にぴったりです。
サブリナの声がこの曲をただのEDMにしていない
「On My Way」が耳に残る理由のひとつは、サブリナの声が曲に人間的な温度を与えていることです。トラック自体はスピード感があり、映像もどこか映画的ですが、ボーカルが入ることで“冒険”や“演出”だけではない感情の輪郭が見えてきます。
サブリナの歌い方は、この曲では必要以上に飾らず、言葉をまっすぐ前に押し出す方向に寄っています。そのため、サビのメッセージがわかりやすく届きます。さらにFarrukoのスペイン語パートが加わることで、1曲の中に言語と質感の変化が生まれ、コラボ曲としての広がりもきれいに出ています。
見終わったあとに残るのは“前向きさ”より少し強い感覚
この曲を前向きな曲として受け取る人は多いと思いますが、実際にはもっと輪郭のある強さがあります。やさしく背中を押すというより、もう迷わずに行くと決めたあとの強さです。そこが「On My Way」の気持ちよさであり、MVを何度も見返したくなる理由でもあります。
サブリナ・カーペンターの歌声が好きな人はもちろん、映像にちょっとした物語性がほしい人や、EDMでも感情の芯が見える曲を探している人にも相性のいい1曲です。通常版と見比べながら、このオルタネート版MVの“分岐する感覚”を味わうと、曲の印象がさらに深まります。
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