BLACKPINK with Selena Gomez「Ice Cream」は、BLACKPINKの中でもかなり珍しい“甘くて軽やかな”魅力が前面に出た1曲です。
力強さで押し切る代表曲とは違い、この曲では遊び心のある歌詞とパステル調のMVが主役になっています。
この記事では、「Ice Cream」の歌詞の意味、MVの見どころ、そしてBLACKPINKにとってどんな立ち位置の曲なのかをやさしく解説します。
まず押さえたい「Ice Cream」の魅力
結論から言うと、「Ice Cream」はBLACKPINKのクールさを残しながら、かわいさと夏のポップ感を前面に出した異色作です。
楽曲は軽快で清涼感のあるダンスポップとして聴きやすく、Selena Gomezのやわらかい存在感が加わることで、BLACKPINK単独曲とは少し違う温度感が生まれています。激しさよりも、甘さと駆け引きのおもしろさで引っ張るタイプの曲です。
歌詞の意味は“冷たそうで甘い”という比喩
この曲のわかりやすい軸は、タイトルどおりアイスクリームを使った甘い比喩です。
外から見るとひんやりしていても、実際には甘い。そんなイメージを恋の駆け引きに重ねながら、相手を惹きつける自信や余裕を描いています。重たい恋愛ドラマというより、少し挑発的で、でも深刻になりすぎない語り口がこの曲らしいところです。
「Ice Cream」は歌詞の世界そのものが深い物語を語るというより、フレーズのキャッチーさと比喩のわかりやすさで耳に残るタイプの曲だと言えます。
MVはパステルで統一した“かわいい実験”
MVの見どころは、まず色の使い方が徹底していることです。ピンクを中心にしたパステルカラー、アイスクリームトラック、巨大なスイーツのモチーフ、風船や遊具のようなセットが重なり、全体がまるでお菓子箱のようなテンションで統一されています。
BLACKPINKは普段、黒や赤を効かせた強めの映像とも相性がいいグループですが、「Ice Cream」ではその印象を少し横に置いて、明るくポップなビジュアルへ大きく振っています。この振り切り方があるからこそ、曲の軽快さが映像でもまっすぐ伝わってきます。
ただ“かわいい”だけではなく、衣装や小物の見せ方には少しレトロなポップ感もあって、Selena Gomezの参加によってアメリカンな甘さも自然に混ざっています。
Selena Gomezとのコラボがこの曲を特別にしている
「Ice Cream」が強く印象に残る理由のひとつは、BLACKPINKとSelena Gomezの相性が思った以上に自然だったことです。
BLACKPINKのシャープな存在感に、Selena Gomezのやわらかく親しみやすい空気が重なることで、曲全体がきつくなりすぎません。結果として、K-POPの華やかさとUSポップの軽やかさがちょうどいい場所で交わっています。
このコラボは話題性だけで終わらず、MVの世界観そのものを広げる役割も果たしていました。見た目の華やかさだけでなく、音の温度感まで変えているのが大きいです。
BLACKPINKの中で見ると、かなり異色の1曲
BLACKPINKといえば、「Kill This Love」や「How You Like That」のように、強さや迫力を前面に出す“girl crush”の印象がとても強いグループです。
その中で「Ice Cream」は、かわいさ、清涼感、軽さをしっかり主役にした曲として目立ちます。もちろんBLACKPINKらしい自信は残っていますが、押しの強さではなく、余裕のあるチャーミングさで魅せているのが新鮮です。
だからこそこの曲は、BLACKPINKの代表的な強い路線だけを知っている人ほど、意外なおもしろさを感じやすいはずです。グループの振れ幅を知るうえでも、見逃せない1本です。
今見返しても、ちゃんと楽しいMVになっている
「Ice Cream」は発売当時の話題性だけで終わらず、今も繰り返し見られているMVです。派手なストーリーがあるわけではないのに印象に残るのは、曲・色・衣装・空気感がきれいにそろっているからでしょう。
甘くて軽いのに、安っぽくならない。かわいいのに、子どもっぽくなりすぎない。そのバランスがこのMVの強みです。
BLACKPINKの強さとは別の魅力を見たい人、Selena Gomezとの自然なコラボ感を楽しみたい人、夏っぽいポップMVを探している人なら、今あらためて見ても満足しやすい1曲です。見終わったあとに、もう一度最初から再生したくなるタイプのMVだと思います。
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